大庭啓太の模索道

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最貧国で17歳の少女が抱く最大の夢 ネパール4日目!

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ネパール4日目は、カトマンズから程近い幼稚園で1日担任の先生をやらせていただきました。

 

その内容はこんどのブログで書くことにでもして、今回はそんな幼稚園で出会ったある1人の少女についてお話しさせてもらいます。

 

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彼女はこの幼稚園ではたらく17歳。

 

僕が担任の先生をやらせてもらったクラスの本当の担任の先生なのだ。

 

僕はあまりにも慣れた子供のお世話の仕方、子供への配慮から彼女がとても僕と同い年の17歳だとは彼女から知らされるまで思いもしなかった。

 

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そんな彼女がネパールという国について、彼女の夢について語ってくれた。

 

ネパールにはカーストという古い仕組みがまだ根強く残っていて。同じカーストの人と結婚して、カーストによって着るものも違うらしい。

 

「若い人はカーストについてどう思ってるの?正しいと思う?」 僕は思い切って彼女に聞いてみた。

 

彼女は堂々と堂々と「若い人はカーストについてよく思ってない。だから状況は変わり続けている。好きな人と結婚することが普通だと思うけど、私の両親は理解できないだろう」そう答えてくれた。

 

彼女にもう一つ質問をしてみた。彼女の夢についてだ。

 

彼女はオーストラリアに留学して、帰ってきてネパールで自分のビジネスを持ち、自分の国をより良くしたいと胸を張って答えてくれた。

 

しかし、彼女は唯一の子供のため彼女の両親は彼女にネパールに残ることを強く願っていることも教えてくれた。

 

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この小さな国で一度も外国に行ったことのない彼女がぼぼ完璧な英語をしゃべり、自分の国が変えるべきところをすでに分かっている。そんな優柔で努力家な彼女がいつか夢を実現させることを願っているし、彼女のような人が夢を実現できる世界を作ってあげなければいけない。

 

ありがとう、素敵なお話と笑顔を。